2020年1月27日 15:50
唾液で分かる!遺伝性乳がんリスク検査――年内にも開始へ
そこで、曽根原先生は濃厚な家族歴がない人でも検査を受けられるようにした。
「これまでに約50人が検査を受けましたが、全員『陰性』でした。『陽性』の判定が出た場合は、ステージ1で見つけられるよう、乳がん・卵巣がん検診の間隔を半年に1回行うことを推奨しています」
さらに、曽根原先生はより多くの人が使いやすいように、サービスの利便化も図る。
「現段階では、検査スタッフと対面しないと検査を受けられないので、遠方に住む人も自宅で受けられるように、唾液は郵送でやり取りして、カウンセリングは電話で行うサービスを計画しています。倫理委員会から許可が下りれば、年内にもスタートさせようと考えています(※)」
早期発見できれば、生存率は高まる乳がん。一度、リスク検査を受けるか検討してはどうだろう。
※現在、対面方式の検査料は3万9,500円(税別)。郵送方式の料金はまだ決まっていない。
「女性自身」2020年2月4日号 掲載
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