2020年6月24日 11:00
専門家が伝授「快眠できる鎖骨マッサージ&片鼻式呼吸法」
そんな「快眠メソッド」を友野さんが教えてくれた。
■呼吸を深くする鎖骨マッサージ
猫背になると、肺が広がらず、深い呼吸ができなくなる。そこで鎖骨と胸のあたりを指先で、さするようにマッサージ。骨と胸の間をさすって広げ、呼吸を深めて、自律神経を整える。
「座った状態が長く、猫背ぎみの姿勢の人は胸まわりの筋肉も凝り固まっています。ちょっと押すだけで痛いと感じる人はさするくらいでも大丈夫。胸の筋肉をほぐすつもりで、気持ちいいと感じるくらいの力でマッサージしてください」(友野さん・以下同)
■休息モードをONにする片鼻式呼吸法
ゆっくり呼吸をすることで、副交感神経が優位になる。就寝前の習慣にすると、深い眠りにつくことができる。
【1】まず右手の親指で右の小鼻を上から押さえ、左の鼻だけで4つ数えながら息を吸い込む。
【2】次に右手のくすり指で左の小鼻を押さえたら、親指を離して5つ数えながら鼻から息を吐きます。反対側も同様に。
「片方の鼻で呼吸を繰り返すことで、丁寧にゆっくりとした呼吸を深く行うことができ、自律神経が整えられます。ポイントは『吐く息』を長くし、しっかりと吐ききることです。