2020年8月19日 11:00
栄養学博士が語る「食べ合わせ」ジャムとソーセージはNG
アメリカの国立がん研究所がまとめた、「デザイナーフーズ・ピラミッド」のトップに君臨するにんにくをはじめ、ブロッコリーやしいたけ、緑茶など、がん予防効果のある食材と、その成分を高める食材の食べ合わせをまとめた一例が次のとおりだ。
【にんにく】効果を高める食べ合わせ:豚肉、玄米
にんにくに含まれるアリシンが、豚肉や玄米に含まれるビタミンB1の吸収をよくする。それにより免疫力をアップさせる成分の働きを高めることができる。
【大豆】効果を高める食べ合わせ:麹、卵黄
大豆イソフラボンには乳がん予防効果があり、麹もがん予防効果が期待できる。大豆は抗がん作用があるレシチンを含む卵黄との食べ合わせも効果的。
【鶏むね肉】効果を高める食べ合わせ:なめこ、昆布
鶏むね肉のイミダペプチドには疲労回復効果があり、なめこのぬめりがこの吸収を補う。昆布に含まれるアルギン酸もイミダペプチドの吸収を高め、免疫力アップに。
【しいたけ】効果を高める食べ合わせ:牛乳、豆腐
しいたけに含まれるレンチナンの免疫力増強と、牛乳のビタミンB2でがん抑制に。
レンチナンと豆腐のカルシウムも好相性で、がん予防効果を高める。