ビューティ情報『塩分の過剰摂取は×専門医が伝授「夜間頻尿を減らす生活習慣」』

2020年9月21日 11:00

塩分の過剰摂取は×専門医が伝授「夜間頻尿を減らす生活習慣」

しかし、行動を止めるとすぐに元に戻ってしまいますので、無理なくできることから始めて、きちんと継続していくことをおすすめします」

行動療法は“水分制限”“塩分制限”“運動療法”の3つの柱に分けられる。ひらたく言えば、体のなかの水分を「ためない」ことと、たまった水分を「循環させる」こと。

まず気になるのは「晩酌」。

「『缶ビール1本ぐらい、いいでしょう』と言われる方もいますが、いっしょにおつまみを食べると喉が渇いて余計に水分を取ってしまいます。350mlの缶ビールを1本と、余分の水分も含めて、それが夜間におしっことして出てきます。中年〜高齢者の1回の排尿量は200ml程度なので、2回ぐらい回数が増えることになります。ですから、夜間頻尿で困っている方には晩酌はすすめられません」

また、カフェインには、脳や交感神経を興奮させて眠気や疲労感を取り除く働きのほかにも、尿の排出を促す利尿作用があるので、なるべく控えよう。

「夜中に出るおしっこのほとんどは、昼以降に飲んだものなので、1日に取る水分の総量を減らすだけでなく午後3〜4時ごろからの水分量をセーブしたほうが効果はあります。
水分は野菜や果物にもたくさん入っていますので、夕食や、その後に食べるのは控えて、食べるのなら昼間にしましょう」

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