ビューティ情報『旅行先では豆腐を!江戸時代『養生訓』から伝わる栄養の教え』

2020年10月14日 06:00

旅行先では豆腐を!江戸時代『養生訓』から伝わる栄養の教え

益軒は“細かい字を読みすぎることはよくない”と戒めていますが、これは江戸時代、明かりが暗かったこともあり、こうした作業が大きなストレスの原因であったからだろうと私は解釈しています。この現象はまさに現代も同じ。長時間、スマホやパソコンで細かい字に接するのは、目に悪いだけでなく、知らずに、大きなストレスとなり、免疫力を下げてしまいます」

■長時間、座り続けるべからず!

「先日、米国がん協会による“座っている時間が長い人ほど寿命が短くなる”という研究報告がありました。驚くべきことに、300年前に、すでに益軒は“終日じっと座っていると病気になりやすい”と指摘しています。そもそも人間は座ってばかりで動かないと全身の血流が悪くなり、免疫系の働きが鈍ります。ぜひ毎日、体を動かすことを心がけて」

■旅行先ではまず豆腐を食べるべし!

「Go To トラベルの実施もあり、旅行する人も増えていると思います。ただ人は慣れない土地に行くと、体調を崩してしまうことがあります。こんなときは“まず豆腐を食べよ”と、益軒は言っています。
現代の栄養学から見ても、豆腐は良質な植物性タンパク質、ビタミン、ミネラルを含み、非常に消化吸収のよい万能栄養食で、体の免疫力を高めてくれます」

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