ビューティ情報『コロナ禍に知りたい 感染症対策は室温22度、湿度50%で』

2020年11月27日 06:00

コロナ禍に知りたい 感染症対策は室温22度、湿度50%で

コロナ禍に知りたい 感染症対策は室温22度、湿度50%で


「日本人は、寒さを我慢したほうが体が鍛えられるとか、健康になると考える傾向があり、実際9割以上の人が寒い家に住んでいます。ところが、寒い住環境は健康寿命を縮めることがわかってきたのです」

住環境と健康の関係に詳しいジャーナリストの笹井恵里子さんはこう話す。

「2002年から高知県梼原町で、住居と健康の関係についての疫学調査が実施され、寒い住環境は、睡眠の質、筋肉量、脳の働き、血圧、コレステロール値といった、生活習慣をはじめとした健康に影響を及ぼすことがわかったのです」

室温が私たちにどのような影響を与えているのかをしっかり理解してもらうためにも、クイズ形式で説明してみよう。

【Q1】快眠のために必要な寝室の湿度は?

正解は40%。

「温度と湿度は連動しており、温度が下がると湿度も下がり、湿度が低く空気が乾燥していると、のどが渇きやすくなり、いびきをかきやすくなります。慶応義塾大学の伊香賀俊治教授らの研究では、寝室の湿度が40%以下になると中途覚醒が2.9倍、いびきが1.6倍増え、睡眠の質が2.5倍悪くなることがわかっています」

【Q2】寒い家に住む人は暖かい家に住む人に比べてどれくらい頻尿になりやすい?

正解は1.6倍。

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