キューティクルを引き締めることでくし通りがよくなり、頭皮をうるおしてくれる効果も。酢は米酢でもいいが、香りのいいりんご酢なら、酢のニオイが苦手な人も使いやすい。その際、砂糖や甘味料、人工的な香料の入っていないものを選ぼう。
【塩シャンの注意点】
※シャワーの温度は高すぎると頭皮の皮脂を取りすぎてしまい、乾燥やフケ、かゆみを招く原因に。必ずぬるま湯で洗うこと。
※人によっては開始後数日から数週間は、逆に脂っぽくなったり、ニオイが気になったりするケースもあるが、しばらくたつと落ち着く。
※塩は洗浄効果や脱脂効果も高いので(サーファーにパサパサした髪質の人が多いのはこのため)、“塩湯”(塩シャンのやり方で解説)はトリートメント感覚で使わず、マッサージ後はすぐにしっかりと洗い流す。
塩シャンの効果を上げるには、洗髪後ドライヤーの前に、椿油を髪になじませると、よりしっとりまとまる。
ダメージがひどい場合は、洗髪前に水分と椿油をたっぷり髪にしみ込ませると、頭皮が柔らかくなり、汚れ落ちもよくなる。
錦織さんが塩シャンにして変わったことは次の5つ。
■頭皮のベタつき、ニオイが治まった
■髪が根元からふんわり、ボリュームが出た
■髪のうねりが少なくなった
■髪にツヤが出てきた
■年齢のわりに白髪も抜け毛も少ない
「塩シャンにすると、頭が軽くなった気がしたほか、頭皮が白く透明な状態に変わって、かゆみも治まったんです。