2021年1月10日 11:00
医師語る「食べ物の色」と「大病」の関係、緑はがん対策に
自体は動脈硬化を起こさない。糖質をとりすぎて中性脂肪が増えた場合に、超悪玉の「小型LDL」に変化して動脈硬化の原因に。しかし善玉の「HDLコレステロール」が動脈硬化を改善するので「糖質を減らし、動脈硬化を防ぎましょう」。
【赤】「トマト」骨粗しょう症、肌の老化を防ぐ
トマトの「リコピン」の抗酸化力は、ビタミンCの3,700倍。肌の老化を抑える美肌効果があり、動脈硬化や高血圧、糖尿病、がん予防に効果的。「ビタミンC」は骨粗しょう症予防にも。1日の必要量はトマトなら2個半、トマトジュースは2分の1缶でOK。
【茶】「納豆」うつ病を防ぐ
納豆の主成分「ナットウキナーゼ」は、血液をサラサラにして脳梗塞や心筋梗塞を予防する。
また「トリプトファン」は幸せ物質といわれる「セロトニン」のもとなので、うつ予防に効果的。乳がん予防に効く「イソフラボン」も含むので「毎日1パックの納豆を」。
【黒】「ごま」老化防止、疲労回復
ごまの「セサミン」には強力な抗酸化作用があり、老化予防や疲労回復効果も高く、疲れにくい体をつくる。また、二日酔いも防ぐので、お酒のおつまみには黒ごまがかかっているものがおススメ。