2021年1月20日 06:00
1万円以下「自宅検診5」病院に行かずに大病の兆しを発見
「医師の結果解説や看護師との健康相談チャット、病院紹介のアフターフォローがついているのが特徴です。ご本人以外での利用も多く、配偶者へのプレゼントや同僚への昇進祝いとしてお申し込みいただくケースも少なくありません」
閉経後の女性に発症しやすいといわれる、睡眠時無呼吸症候群(以下SAS)も自宅で検査をすることができる。
「SASは、睡眠中に無呼吸を繰り返すことでさまざまな合併症を引き起こす病気です。睡眠不足による眠気や集中力低下だけでなく、低酸素状態に陥ることで心臓や血管にダメージを与え、高血圧や心臓病、糖尿病、脳卒中などの原因となります。近ごろ日中に強い眠気がある、夜中に何度も目が覚める、さらに起床時に頭痛がある、などの症状がある人は、検査を受けることをおすすめします」
そう語るのは、「睡眠時無呼吸症候群スクリーニング検査」を運営している運輸・交通SAS対策支援センターの田口陽一さん。
この検査では、自宅に届く検査機器「パルスオキシメーター」を睡眠時に装着し、動脈血酸素飽和度と脈拍を測定。機器返却後2~3週間で、SAS傾向を6段階で評価する検査結果が届く。
「検査結果を受けて初めて、呼吸が止まっていることを自覚する方が多いです。