2021年2月18日 15:50
医師考案 痛みの原因を見極めてひざ痛解消!半数は腰が原因
(2)両手にゆっくりと力を入れて、ひざが伸びるように太ももの骨に対して垂直に2秒押して力を抜く。10回繰り返す。
【D】で改善したら「ひざ曲げ体操」
(1)痛むほうのひざを椅子の上に乗せて90度の角度に曲げる。両手はひざの上にそえる。
(2)体の重心を前に移動させてひざを前に突き出し深く曲げて2秒キープ。ゆっくり戻す。10回繰り返す。
Aの体操で痛みが軽くなったら、「壁ドン反らし体操」へ。
痛みが変わらなければBへ。Bの体操で痛みが減少したら「壁ドンおじぎ体操」を行うという流れだ。
「AやBの体操で痛みが減る人は腰椎が原因のタイプ。猫背の人はA、反り腰の人はBの体操で痛みが和らぐ傾向があります」
AとBの体操を行っても、痛みが変わらなければ、ひざ関節が原因の可能性が高い。Cの体操を行い、改善しなければDの体操を行おう。デスクワークが多い人はC、立ち仕事が多い人はDの体操で痛みが減ることが多いという。痛みの変化は、現状の痛みを点数で表すとわかりやすい。ひざ痛を持つ記者の場合、ピリッとする痛みで3点とイメージ。
Cの体操を行うと痛みが1点に減少した。
「痛みが和らぐ体操がわかったら、痛みナビ体操を10回1セットとして、一日5〜6セット行います。