2021年3月8日 11:00
認知症グレーゾーン対策に“自分ほめ”と“トントン運動”
【2】【1】を10回ほど行ったら、両手の動きを反対にして、さらに10回ほど行う。
「認知症グレーゾーンが進んできますと、ながら動作を行うのが難しくなってきます。『すりすりトントン運動』は、最初はあたふたしても2~3回繰り返すうちに誰でもできるようになります。仕事で集中力が落ちてきたときも、この運動で前頭葉を活性化させましょう」
このほかにも、テレビを見ながら洗濯物をたたんだり、料理を作ったりといった家事全般はデュアルタスク。頑張ったときに自分をほめると、続けるのが楽しくなり習慣化する。
「自分をほめることで、脳の前頭葉に報酬系ホルモンのドーパミンが増えて意欲の向上につながります。やらないことを責めるのではなく、小さなことでもほめてあげてください。そして、自分ができたことに対して『自分ほめ』でご褒美を与えてもいいのです」
脳の健康を保つには十分な睡眠、バランスのよい食事を取るのはもちろんだが、孤独は大敵。
コロナ禍でもオンラインを使って家族や友人とコミュニケーションを取りながら、楽しく過ごそう。
「女性自身」2021年3月16日号 掲載
子ども・夫の世話、母の介護に追われ…65歳からダイエットを決意し”27kgの減量”「自分の人生の主人公になりたい」