ビューティ情報『視力の低下の一因に「頭がい骨」のゆがみ…専門家が指摘』

2021年3月10日 06:00

視力の低下の一因に「頭がい骨」のゆがみ…専門家が指摘

その際、キーワードとなるのが「眼軸長」だ。

眼軸長とは、角膜から網膜までの長さのこと。正常な長さなら網膜で焦点が合うが、眼窩によって押しつぶされた眼球が前に飛び出て眼軸長が伸びると、焦点が網膜より手前で合ってしまうため、遠くが見えづらくなる。

なお、眼球に負荷がかかった状態が引き起こすのは、視力の低下だけではない。ろっかん先生は著書『手のひらマッサージで目の不調がスッキリ整う眼圧リセット』(飛鳥新社)のなかで、ドライアイや緑内障といった病気の引き金にもなる、と解説している。

また、ろっかん先生によれば、頭がい骨がゆがむ根本原因は、姿勢の乱れ。ステイホームで座っている時間が増えたことで、猫背になり→前頭骨が垂れ下がり→眼窩がせばまり→眼球が押しつぶされて焦点が合いにくくなる。

座り方は特に大事で、よい姿勢を身につけるいちばん簡単な方法は、クッションや丸めたタオルを置き、座骨が当たるようにお尻の半分を乗せて座ること。
これはお坊さんが座禅を組むときと同じ方法で、強制的に骨盤が立って姿勢がよくなり、しかも疲れにくい。おうち時間の新習慣として取り入れよう。

「女性自身」2021年3月2日号 掲載

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