ビューティ情報『ぎっくり腰と思ったら大動脈瘤破裂…医師が「急な腰痛」に警鐘』

ぎっくり腰と思ったら大動脈瘤破裂…医師が「急な腰痛」に警鐘

くれぐれも、自己判断は禁物です。少なくとも、腰に悪いことをした覚えがまったくないのに急に痛みが出たとき、整形外科を受診して1カ月ほど様子をみても改善しない場合は、内臓の疾患を疑い、医師に相談するべきです。もちろん、整形外科でもさまざまな可能性を考えますが、内科の専門医でない以上、見逃すこともありえます。原因が見つかるまで、消化器内科(膵臓、十二指腸など)、泌尿器科(腎臓、尿管など)、循環器科(腹部大動脈)、女性の場合は婦人科(子宮)を受診しましょう。それでも原因がわからない場合は、心因性という可能性も」

受診する際は、大学病院や総合病院でなくても、診療所やクリニックで対応可能。また、かかりつけ医がある場合には、そちらから専門医の外来を紹介してもらうのが理想的だ。

「ただし、急に現れた腰痛で、次の6つの症状がひとつでもあるときは、ためらわずに救急車を呼んでください。(1)どんな姿勢をとっても痛みが和らがない。
(2)痛みがどんどん強くなる。(3)強く痛む場所が移動する。(4)血圧が下がってきた。(5)血尿が出た、または排尿時に激しい痛みがある。(6)便や尿がもれる。腹部大動脈瘤破裂、大動脈解離、馬尾症候群、尿路結石など、緊急性の高い病気の可能性があります」

「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
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