2021年6月28日 11:00
肩こり改善のカギは「わきを伸ばす」…簡単ストレッチ3選
息をはきながら、10秒伸ばしたら緩める。これを5セット行う。
【NG】口が開いていると、のどのストレッチ効果が半減してしまう。
こうして肩周辺の筋肉のストレッチをすることで、肩こり改善の効果が得られるのだ。3つのストレッチを行っても要する時間は5分程度。毎日行って筋肉を緩めよう。
コロナ禍で、運動量が激減したことも問題だと中山先生は指摘する。ただ、わざわざジョギングやジム通いなどをしなくても、日常のなかで意識的に運動量を増やすだけでいいそうだ。
「買い物に出かけ、重い荷物を持って歩いて帰宅するだけでも運動になります。掃除や洗濯などで、体のさまざまな筋肉を意識的に動かすように心がけましょう。家事も立派な運動です」
座っている時間が長いことで、下半身がむくんでいる人も増えているそう。人間の体は筋肉のじつに7割が下半身にある。下半身に疲労がたまると、姿勢も崩れやすくなってしまう。これが肩や首の不調にもつながってしまうのだ。
「人間の体は8割が水分で構成されており、水分を取らないと、水量が少ない川のように、ゴミがどんどんたまった状態(=むくみ)になります。ですから水分補給が大切なのですが、コーヒー、紅茶、エナジードリンクなどのカフェイン入りの飲料は老廃物を運ぶ水分にはなりません。