2021年7月16日 06:00
体の中から美肌実現!皮膚科医教える「しみと敏感肌」対策食材
こうしたしみ対策には紫外線ケアが欠かせない。
「紫外線ダメージを軽減するには抗酸化作用のある栄養素が有効です。その代表選手はビタミンACE。ビタミンAとビタミンC、ビタミンEの総称で、これらを一度に取ることで、抗酸化の効果がさらにアップします。ほかにはアスタキサンチンやポリフェノールなども抗酸化作用が期待できます。特にぶどうは、紫外線ダメージを軽減する効果があると、最近論文が発表されました。これから旬の食材ですから、積極的に食べて、紫外線への防御力を高めましょう」
【しみに効く食べ合わせ:ビタミンACE×アスタキサンチン×ポリフェノール】
〈ビタミンACE〉:アボカド、トマト、パプリカ、卵など
〈アスタキサンチン〉:スモークサーモン、エビ、カニ、タイなど
〈ポリフェノール〉:ぶどう、ブルーベリー、そば、緑茶など
また、しみ対策としては、紫外線ケアと同じくらい糖化ケアも重要だという。
「糖化によってできてしまったAGEsが蓄積した肌は、ターンオーバーが滞りがち。
そうなると、メラニンがうまく排泄されず、しみが消えにくくなってしまいます。糖化を防ぐ栄養素はタンパク質(ヨーグルト、納豆、豆腐、鶏肉など)