2021年12月16日 11:00
痛みが出始めたらすぐに服用ーーメーカーに聞いた「鎮痛剤」の正しい飲み方
まず、それを守っていただくこと。そして、正しく服用しているのに痛みが治まらなかったり、1カ月の服用日数が10日以上になったりする場合は、病院を受診していただくように発信しています。また予防的に服用はしないことも呼びかけています」
どう使うと、効果的なのか。
「鎮痛剤は痛みそのものをなくすのではなく、あくまでも痛みの原因物質がそれ以上産生されないようにするもの。原因物質が体の中で増え過ぎると、鎮痛剤を服用しても効果が実感しにくくなることもあるので、痛みを感じたらすぐに使用するようにしてください」
正しく使えば、苦しい痛みを軽減してくれる鎮痛剤。次のポイント5を守って、症状が出たら迷わず使おう。
■鎮痛剤を使うときの5つのポイント
【1】予防的に鎮痛剤を服用しない
痛みが出てから服用する。痛みは我慢せずに、すぐに服用する。
【2】定められた用法・用量を守る
服用する錠数、次に服用するまで空ける時間を守る。
【3】月に10日以上鎮痛剤は飲まない
頭痛が月10日以上ある場合は、医師の診察を受けよう。
【4】頭痛日記(服用薬・痛みの症状)をつける
痛みの出るタイミングや原因がわかる可能性がある。