ビューティ情報『心筋梗塞招くことも…春の“寒暖差熱中症”にご用心』

2022年5月3日 11:00

心筋梗塞招くことも…春の“寒暖差熱中症”にご用心

また、のどの渇きにも気づきにくくなるうえ、いちいちマスクを外して飲むのも面倒だからと、水分補給の機会が減りがちになります」

気温のほかに、熱中症の大きな要因の一つであるのが“湿度”だ。

「じつは、気温がそれほど高くなくても、湿度が高いと熱中症のリスクが高まります。体温は汗が乾くときに下がるのですが、湿度が高いと汗が乾きにくいため、熱がこもりやすくなってしまうためです」

春の雨が降ったあと、急に湿度が上がって蒸し蒸しするときなどは、いっそうの警戒が必要になる。

では、どんな症状が出たら熱中症を疑うべきなのか。

「体に熱がこもると、脳への血流が悪くなってしまうので、立ちくらみやめまい、頭痛などが起こりやすいです。こうした症状が出た場合は涼しい場所で体を休め、しっかり水分を取りながら首のまわりを冷やすなどしましょう。ひどい頭痛や吐き気、嘔吐、意識がもうろうとする、などの症状が表れた場合は、救急車を呼ぶことが大切です」

熱中症の怖いところは、そこから心筋梗塞を引き起こすこともある点だ。「心筋梗塞は冬場に発症することが多いのですが、熱中症が増える時季にも起きやすくなります。
それは、脱水状態が心筋梗塞や脳梗塞の一因となる“血栓”をできやすくするからです。

関連記事
新着ビューティまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.