2022年5月16日 15:50
長引く自粛生活で下半身が弱体化…“コロナひざ痛”を訴える人が増加中
と回答。
違和感の内訳は、「ひざが痛い」「立ち上がる際など、力が入りづらい」が半数を占めたという。
【図解】お皿グルグル体操
■痛みが出たあとでもトレーニングで改善可能
「コロナひざは高齢者だけでなく、40~50代でもなりやすいので要注意。ふだんから運動不足に気をつけることが大切ですが、痛みが出た場合でも、簡単なトレーニングを続けることで改善できます」
そう話すのは、大宮ひざ関節症クリニック院長・東京女子医大整形外科非常勤講師でもある医学博士の大鶴任彦先生。そこで大鶴先生に、コロナひざ痛を改善するための3つの体操を教えてもらった。
【1】「お皿グルグル体操」凝り固まった筋肉をほぐす
〈1〉お皿周りを両手で上下に動かす。
〈2〉お皿周りを両手で左右に動かす。左右上下各10回。
ひざのお皿の骨がスムーズに動かないと、筋肉ではなく、関節に負担がかかり痛みが出てきてしまうという。
「まずは自粛生活で硬くなったひざ周りの筋肉をほぐしてあげることが大切。
これはとても簡単で、ひざのお皿を両手で包み込んで左右上下ゆっくりと動かすだけ。お皿の上下にある靱帯や筋肉の緊張をゆるめて、ひざをスムーズに動かす効果があります。