2022年5月16日 15:50
長引く自粛生活で下半身が弱体化…“コロナひざ痛”を訴える人が増加中
すると、ひざ裏のストレッチに加えて、前ももの筋トレ効果も同時に得ることができます」
これも、1日15~20回3セット行うことが好ましい。
「理想は、朝昼晩と行うことですが、むずかしい場合はご自身のやりやすい時間帯でかまいません」
ただし、体操を行っても改善がない場合は注意が必要だという。
「1週間ほど続けてもひざの違和感が解消しない、あるいは余計に痛みが出る場合は、別の疾患が隠れている可能性があるので、整形外科に診てもらってください」
■50代以上の場合は、変形性ひざ関節症の可能性も
「50代以上の方の場合は、コロナひざではなく、ひざ関節の軟骨がすり減って痛みが生じる『変形性ひざ関節症』の可能性があります。軟骨や半月板は、若いときはつきたての餅のようにモチモチしていますが、加齢とともに、鏡餅のようにガチガチになって、ひび割れてしまうのです。すると、階段を踏み外したり、いきなり運動を始めたりしたときの、ちょっとした衝撃がきっかけで、損傷が増悪することもあるので、注意が必要です」
せっかく明けはじめた自粛生活を思う存分楽しむためにも、3つの体操を習慣づけて、コロナひざ痛を撃退しよう!
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