「トマト×アスパラ」で紫外線疲れ、「ツナ×にら」で冷房病……酷暑で蓄積した「夏ダメージ」は食べ合わせで解消
:みじん切りのしょうがとにんにくを炒め、一口大に切ったアスパラ、トマト、豚こま肉を加え、醤油、みりん、塩、胡椒で味を調えてごはんにのせる
「太陽の下で長く歩くと、どっと疲れますよね。紫外線がシミ、しわの原因になるだけでなく、全身の疲労にもつながるんです」
目も紫外線を浴びるため、角膜で大量に活性酸素が発生して炎症を起こし、その刺激が脳に伝わると、自律神経にも負荷がかかり、疲労につながるのだという。
「『食薬』では、活性酸素を除去して疲労を回復することを考え、抗酸化作用の高いトマトとアスパラガスを使います。アスパラに含まれるアスパラギン酸には、体力回復や、アンモニアの排出を促す働きがあります」
【胃腸の疲れ】オクラ×大根
効果:オクラ=ネバネバ成分であるペクチンやガラクタンは胃腸の調子を整え、血糖値やコレステロールの上昇を抑える/大根=ジアスターゼなどの消化酵素を含み、消化吸収を助け、胃もたれや食べすぎなどからくる胃の不調を改善
おすすめの食べ方「オクラのみぞれ大根ポン酢がけ」:1分ほどレンチンしたオクラをみじん切り、大根おろし、みょうが、大葉とあえてポン酢がけと超簡単で、ドレッシングとしても使える!
「オクラのネバネバ成分のペクチンやガラクタンには、胃腸のダメージをやわらげて支え、血糖値やコレステロールを抑える働きが。