2013年8月8日 20:00
「睡眠不足で太る」は本当だった!脳のメカニズムが判明
(画像はイメージ)
6日の英科学誌に研究論文掲載睡眠不足は美肌キープの大敵、そしてどうやら太りやすくもなるらしい…美容界では、そうしたことが言われ始めて久しいが、この“睡眠不足で太る”は、これまで科学的に説明がついていなかった。ところがついに、その証拠を発見したという、衝撃的な研究論文が発表された。
この研究論文は、6日の英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」(Nature Communications)に掲載されたもので、米カリフォルニア大学(University of California)の研究チームによる、「The impact of sleep deprivation on food desire in the human brain」というタイトルのものだ。
睡眠不足が太りやすい食べ物を食べたくさせる!研究チームは、頭部のMRI検査で脳の活動の変化を見ながら、睡眠不足における状態をチェック。睡眠不足と食欲などの関係を探った。
被験者23人で、十分に睡眠をとった後と、睡眠不足の状態とでMRI検査を行い、翌日、80種類の食品の写真のなかから、食べたい品目と分量を自由に選ばせて、そのあいだの脳活動をデータ化していったという。