ビューティ情報『治すだけじゃない、きれいにするところまでが治療/皮膚科医・上島朋子先生』

2019年6月24日 22:45

治すだけじゃない、きれいにするところまでが治療/皮膚科医・上島朋子先生

多くの方に馴染みがあるのは、胃カメラのときの生検でしょうか? 検査のために小さな粘膜部分を採取すると、その後は病理診断というものを行います。

病理医に送られてきた組織を固定して染色し、顕微鏡下で診断します。悪性か良性かの判断だけではなく、どのような性質のできものか、炎症の程度はどの程度かなどを組織や細胞を見て診断するのです。

また、不幸にして病気で亡くなられた場合、生前のご本人やご家族の意思により、病理解剖をすることもあります。一秒でも早く、ご遺体をご家族に返すため、深夜でも早朝でも主治医から連絡があれば駆けつけて行います。

研究分野として行っていたのは、がん細胞を取り出して培養し、その性質からどのような薬が有効であるかを調べたり、創薬のアイデアになるようなメカニズムを探したりしていました。そんな病理医の生活をしているうちに、自分のしている研究が臨床の場でどのように役立っているのか知りたいという気持ちが強くなっていきました。そこで組織や細胞だけでなく患者さまに向き合う臨床を経験したいと思い、顕微鏡を日常的に使う皮膚科に進むことにしました。

皮膚科医は、皮膚を見て、触って、皮疹やできものの形や色をしっかり見極めて、目の前のこの患者さまにはどういう治療をすべきか、と考えます。

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