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ランニングを始めたばかり。でも、いつかフルマラソンに挑戦したい! そんな女性のために、青学駅伝部トレーナーの中野ジェームズ修一さんが「走れる体」の作り方を伝授。
全身のコンディションを高める食事術をうかがった第1回に続き、走力アップにつながる自宅でのトレーニング方法を教えていただきます。
自宅で“走れる体”を作るレイヤートレーニングとは?
「走ることは嫌いじゃないけど、マラソンは無理」――ランニング初心者の半数は、そんなふうに思っているのではないでしょうか。
42.195kmを走り抜くためには、4〜5時間のハードな拍動に耐える強い心臓と、下半身の筋肉の持久力が不可欠。しかも、ほかの競技と違いマラソンには一定の休憩時間がないため、疲労がたまってくるなかで走り続けなければなりません。
中野ジェームズ修一 :
長距離、長時間のランニングに耐える体を作るためには、基本的には走るしかありません。走って心拍数を上げる練習をすること、走り込みで筋持久力を鍛えることがトレーニングになります。
しかし、じつは“走らずに走れる脚をつくる”方法があるんです。
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