マイスリーの効果と副作用【不眠症で眠れないあなたの睡眠薬辞典】
マイスリーを飲んでる人、処方された人必見。マイスリーの効果、副作用や注意点など、すべて解説します。
■薬の効果
マイスリーは、寝つきが良くない、熟睡が難しいなどの不眠症状に効果があります。
緊張や不安をやわらげて、寝つきを改善します。
適応症:不眠症(統合失調症及び躁うつ病に伴う不眠症は除く)
マイスリーの適応症は不眠症ですが、統合失調症あるいは躁うつ病に伴う不眠症は除くとされています。処方前にまず不眠の原因を特定する必要があります。
マイスリーは非ベンゾジアゼピン系睡眠薬で、GABA 系の抑制機構の増強により睡眠・鎮静作用を示します。超短時間作用型の睡眠薬に分類され、筋弛緩(筋肉の動きを弱める)作用が弱く、ふらつきなどの副作用が少ないのが特徴です。
■用法・用量
成人に対して:1回 1~2 錠(主成分として 5~10mg) を就寝直前に経口投与します。高齢者に対して: 1 回 1 錠(5mg) から投与を開始します。年齢、症状、疾患により増減しますが、1 回 2 錠(10mg) は超えないこととします。
■副作用や注意点
マイスリーの市販後の調査等では、
4,485 例中、副作用(臨床検査値の異常変動を含む)