ルネスタの効果と副作用【不眠症で眠れないあなたの睡眠薬辞典】
ルネスタを飲んでる人、処方された人必見。ルネスタの効果、副作用や注意点など、すべて解説します。
■薬の効果
ルネスタは、寝つきが良くない、熟睡が難しいなどの不眠症状に効果があります。
緊張や不安をやわらげて、寝つきを改善します。
適応症:不眠症
ルネスタの適応は、不眠症のみです。ただし、不眠の原因に関して原発性(原因が特定できていない)、二次性(原因が特定できる)かを問わず使用が可能です。
本剤の血中半減期は約5時間であり超短時間作用型に区分されます。
不眠症の型別では入眠困難、持続別では一過性(数日)または短期(数週)、世代別では脱力やふらつきが危惧される高齢者への使用に適しています。
■用法・用量
成人:1 回 2mg を就寝前に経口投与します。
高齢者:1 回 1mg を就寝前に経口投与します。
症状により増減しますが、成人では 1 回 3mg、高齢者では 1 回 2mg を超えないこととします。
ルネスタの標準的な用法・用量としては2mgを就床の20~30分以内に内服します。就床時間が使用前から一定で寝室環境に問題がないにもかかわらず内服後の入眠まで1時間以上を要する場合は、3mgへの増量を試みましょう。