ハルシオンの効果と副作用【不眠症で眠れないあなたの睡眠薬辞典】
や、発汗などの症状がみられることがあります。服薬の離脱には4~6ヶ月をかけて服薬量を徐々に減らしていく必要があります。
ハルシオンの処方に際しては、症状の評価を十分に行ない、嗜壁(特定の行動や人間関係を特に好む)問題をもつ患者群をなるべく除外し、適正使用に配慮すべきです。
ハルシオンの連用時、また服薬終了数日以内の飲酒、授乳、自動車の運転や重機の操作などは控えるべきです。
抗HIV薬(リトナビルなど)、アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾールなど)、グレープフルーツジュースは本剤の代謝を阻害し、その血中濃度を上昇させる危険があります。
■販売開始日
1983年4月(0.25mg)
1990年7月(0.125mg)
■製造販売元
ファイザー株式会社
参考URL:
ハルシオン 添付文書
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00000184.pdf
<筆者プロフィール>
薬剤師、某国立大大学院卒。
大手ライフサイエンス関連企業にて、10年以上、医療用医薬品の研究開発業務に従事。
専門は臨床開発。