いびきの治し方は?いびきの原因~対策・治療法まですべて解説【現役医師が教える不眠症教室】
鼻の中が慢性的に炎症を起こしているため空気の出入りを阻害しやすくいびきが起こります。鼻で呼吸ができないと口で呼吸するしかないため、いつも口を開けているようなお子さんや大人でも息が荒い人(運動していない状態)などはこの鼻の病気のためにいびきをかきます。それ以外にも、この病気の人たちには以下の症状も一緒に起こる場合が多いです。
また、スポーツや少しの運動でさえも疲れて息が上がってしまうのも特徴です。
3.扁桃腺が大きい
これも身体構造の1つに入りますが、扁桃腺((口蓋垂)のどちんこの両脇にある器官)が大きい人は睡眠時に扁桃腺が気道をふさぎやすく、いびきをかきやすいです。その他にも扁桃腺が大きいと腫れやすく、高熱や膿を持ちやすくなるため、あまり扁桃腺炎が酷い人などは切除手術などを行う人もいます。
4.生活習慣
とくに飲酒は筋肉を弛緩させ、気道を狭めてしまいます。また筋肉が弛緩すると、舌がのどの奥にはまるため気道をさらにふさいでしまします。
夜の飲酒が習慣になっている人はかなり要注意です。
5.睡眠薬による筋肉弛緩
飲酒の項でも出ましたが、筋肉弛緩作用が強い睡眠薬は注意が必要です。