眠いのに眠れない…病院にいくべき?入眠障害の原因と対策【現役医師が教える不眠症教室】
ちなみに以下のような状態の時に起こりやすくなります。
- 高温のお風呂が好き
- 寝る部屋が暑い
- 体を寝る直前に温めすぎる(*注意:適度に温めるのは寝入るために良いことですが、やりすぎて温めすぎるのは却って入眠を困難にしてしまいます。)
- 厚着や布団などを多くかけすぎる
- 反対に寒すぎる
このように極端な環境だと寝入りに入るタイミングを逃してしまう場合が多いです。
4.寝入るのに適切な環境でない
お子さんが小さい場合や、眠る時間帯が違う人が一緒に暮らしていると起こりやすい原因です。また、いびきや歯ぎしり、寝言なども気になってしまう人には原因になりやすいです。その他にも、以下のようなことがあると眠りにくいです。
- 眠っている時にPCやベッドサイドのライトが目に入ってくる
- 夜中に帰ってくる人が近所にいる
- 大学生など人が多く集まる場所が近くにある
5.昼間あまり活発に動いていない/動きすぎている
昼間一人で家に居る人や、事務の仕事の人などは体を動かさずにPCのモニターなどだけを見ている作業が多くなります。そうすると、体があまり疲れずに夜になっても寝入りが難しくなります。
反対に、一日中走り回ったり立ち仕事で絶えず体を動かす人も体が疲れすぎて眠りにすんなり入れないことがあります。