「そこそこ」と「ハイパフォーマー」を分ける睡眠5原則~ニューロスペースが斬る!睡眠と健康経営~
電車の中がまさに第二のベッドです。降りるべき駅で乗り越してしまうこともあるでしょう。しかし、ハイパフォーマーは眠気を感じたとしても、電車の中で眠りません。帰宅途中で寝てしまうと、夜の睡眠で深く眠れなくなってしまうのです。帰宅したとたん、ソファーで寝てしまう人もいますが、これも同じで、夜の睡眠の質に影響が出ます。帰宅後に眠りたくなったら、眠気がピークに達する前に入浴をして目を覚ましましょう。
【原則⑤休日の寝ダメをしない】
ハイパフォーマーは休日の寝ダメをしません。休日にたくさん寝てしまう人も多いと思いますが、起床時間を2日連続でずらしてしまうと、週明けにツケが回ってくるのです。
月曜日に起床したとき、「なんとなくだるい」「仕事に行きたくない」といういわゆる「ブルーマンデー」の症状の原因の1つは、この休日の睡眠リズムの狂いにあるのです。
これらの睡眠の取り方の差は、仕事の生産性を左右するだけでなく、何年か後の出世の差につながったり、会社全体の成長にも影響したりするかもしれません。あなたも「そこそこビジネスマン」から「ハイパフォーマー」になるために、睡眠の取り方を工夫してみてはいかがでしょうか?
小林孝徳(コバヤシタカノリ)