ビューティ情報『【医師取材】”脳の疲労”を取る睡眠のコツと「いびき」の改善』

2017年3月13日 22:00

【医師取材】”脳の疲労”を取る睡眠のコツと「いびき」の改善

目次

・脳を疲れさせる寝汗といびき
・いびきは睡眠中に運動をしているようなもの
・女性はいびきに注意が必要
・いびきには簡易型PSG検査を
・あなたのお疲れ度がすぐにわかる検査
・疲労の原因は、昼間の疲れか?夜間の睡眠か?
・いびきや睡眠時無呼吸に有効性が証明されているCPAPとは?
・CPAPの保険適用基準は見直すべき
・軽度の患者さんにも有効な疲労回復CPAPの開発
・疲れをとる自然な目覚め方とは?
・自律神経が休まるには、「ゆらぎ」が必要
・夕焼け色の照明は眠りにつくのを早める
・自律神経をいたわるモニタリングが大切
・「なんとなく」の衝動を大切に
【医師取材】”脳の疲労”を取る睡眠のコツと「いびき」の改善


<ドクターズインタビュー>東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身先生は、長年にわたり疲労の研究を進め、東京・新橋のクリニックで疲労と睡眠に特化した診療を行っています。梶本修身先生に疲労のメカニズムと睡眠との関係についてお話をうかがいました。

【梶本修身(かじもと おさみ)先生】
大阪市立大学大学院疲労医学講座特任教授東京疲労・睡眠クリニック院長
大阪大学大学院医学研究科卒業。医学博士・医師産官学連携「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」統括責任者著書『すべての疲労は脳が原因』(集英社新書)、『仕事がはかどる! 超高速脳のつくり方』(宝島社)など

脳を疲れさせる寝汗といびき

疲労回復に大切なことは、夜中に脳の自律神経が活動するような状況を避けることです。そのためには、ノンレム睡眠の深さを表す4つのステージでいえば3または4に相当するような深い睡眠を周期的に取る必要があります。

まず悪い例として挙げられるのは、熱帯夜にエアコンをかけずに汗をびっしょりかくような寝方です。寝汗をかいているということは、体温調節のためにそれだけ自律神経が頑張っているという何よりの証拠です。


いびきは睡眠中に運動をしているようなもの

そして、そのほかにもうひとつ、私たちが疲労の原因として、もっとも注目しているのは「いびき」

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