ビューティ情報『【医師解説】うつ病と不眠症の原因・対策・改善 <日本睡眠学会認定医 佐藤幹先生>』

【医師解説】うつ病と不眠症の原因・対策・改善 <日本睡眠学会認定医 佐藤幹先生>

目次

・不眠が「うつ病」のリスクとなる
・「適応障害」と「うつ病」の違いは?
・「うつ病」と不眠は切っても切れない関係
・ビジネスマンの不眠には職場のサポートが大切
・睡眠衛生と現代のライフスタイル
・不眠の背景にある長時間労働の影響
・夜遅く帰宅したとき、お風呂に入る?入らない?
・休日の睡眠不足解消にもコツがある
・仕事中にどうしても眠いときは無理をせず仮眠をとる
【医師解説】うつ病と不眠症の原因・対策・改善 <日本睡眠学会認定医 佐藤幹先生>


【2017年4月23日更新】

<ドクターズインタビュー>ストレス社会の現代では、不眠など睡眠に関する症状が他の精神的な症状の一部として現れていることも少なくありません。精神科領域の病気や睡眠障害を幅広く専門的に診断・治療している新橋スリープ・メンタルクリニック院長の佐藤幹先生に、ストレスとうつ病、不眠症の関係、特に職場のメンタルヘルスと不眠の問題についてお話をうかがいました。

【佐藤 幹(さとうみき)先生】
新橋スリープ・メンタルクリニック院長
東京慈恵会医科大学付属病院本院精神神経科外来非常勤勤務
睡眠障害を中心に精神科領域全般における診療を行なう。睡眠学を専門とし、過眠症(ナルコレプシー等)、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、時差ぼけなどの研究を行う。特に不眠症に関しては認知行動療法を取り入れた治療法を研究。精神保健指定医、日本精神神経学会専門医日本睡眠学会認定医

不眠が「うつ病」のリスクとなる

ストレス性障害は、精神医学的には適応障害といいます。その症状のひとつに不眠があります。原因のストレスがなくなれば睡眠がよくなる方もいますが、不眠だけが残る方たちもいます。
また、ストレスがなくなってうつ症状はよくなっても、不眠症状だけが残る方たちもいます。

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