ビューティ情報『睡眠時無呼吸症候群のCPAPの治療中断を防ぐには【医師解説】』

睡眠時無呼吸症候群のCPAPの治療中断を防ぐには【医師解説】

目次

・CPAPを中断してしまう患者さんはどれくらいいるのか
・医療者のきめ細かな対応でCPAPからの離脱はもっと減らすことができる
・睡眠時無呼吸症候群のCPAP治療は安易に行われすぎている
・遠隔診療導入の背景
睡眠時無呼吸症候群のCPAPの治療中断を防ぐには【医師解説】


<ドクターズインタビュー>東京都内に複数の診療拠点を有する医療法人順齡會では理事長の西澤寛人先生が早くから睡眠時無呼吸症候群の診療に力を入れ、2017年からは患者さんの利便性と満足度を高めるために遠隔診療を導入しています。ご自身もCPAPユーザーであり、港区と江東区のクリニックを行き来しながら、遠隔診療を活用してきめ細やかな診療に取り組んでいる西澤寛人先生にお話をうかがいました。
【西澤寛人先生】
医療法人順齡會赤坂おだやかクリニック理事長
(医療法人順齡會おだやかライフ内科クリニック院長併任)

CPAPを中断してしまう患者さんはどれくらいいるのか

CPAPで治療を開始した患者さん全体の約5%は継続が難しく、スリープスプリントと呼ばれるマウスピースを使ったOA(Oral Appliance: 口腔内装置)治療に移行する患者さんもいらっしゃいます。CPAPもスリープスプリントも使えないという患者さんはあまりいませんが、睡眠時の無呼吸が重症の場合にはスリープスプリントだけでは改善が難しい部分があり、その点がひとつの課題であると思います。


医療者のきめ細かな対応でCPAPからの離脱はもっと減らすことができる

医療者のきめ細かな対応でCPAPからの離脱はもっと減らすことができる


患者さんがCPAPをやめてしまう理由としては、ひとつには使うのが面倒だということもあるのでしょうが、実は他の病院から私たちのところへ移って来られた方たちを診ていて気がついたことがあります。

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