眠れない、眠っても疲れが取れない。そんな時は、あなたのこころが悲鳴をあげているのかもしれません。
「健康づくりのための睡眠指針2014」の第4条は、睡眠と心の関係に着目しています。
第4 条.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
眠れない、睡眠による休養感が得られない場合、こころのSOS の場合あり
睡眠による休養感がなく、日中もつらい場合、うつ病の可能性も
睡眠と心には、どんな関係があるのでしょう?
眠っても疲れが取れない、気が重いという方は要注意!
不眠症状が続くと、うつ病などの精神疾患を誘発する可能性があります。また、うつ病になると、9割近くの人は何らかの不眠症状を伴います。
このように不眠と心の病気は、表裏一体の関係にあるのです。具体的には、寝つけない、熟眠感がない、早朝に目が覚めてしまう、疲れているのに眠れないなどの不眠症状には注意が必要です。
特に眠っても心身の回復感がなく、気持ちが重たく、物事への関心が薄れ、好きだったことを楽しめないなどという症状が続く場合は、うつ病を発症している可能性があります。
うつ病の特徴として、睡眠による休養感の欠如があります。