睡眠改善に必要なモノとは? 時間と質とどっちが大切なのか
睡眠を改善したい、そう考えている方も多いのではないでしょうか。その時、まず考えるのは睡眠時間を長くする、ということではありませんか?でも、時間よりも質に注目したほうがよいかもしれません。
「四当五落」はもう古い?
昔は受験生時代によく「四当五落」ということが言われていました。「四当五落」とは、毎日4時間睡眠で勉強を頑張れば受験戦争を突破できるけど、5時間眠ったら失敗しますよ、ということです。
この考えは、現在では間違っていると言われています。昔は睡眠の時間がとにかく重要だと考えられていましたが、現在では睡眠の質の大切さが見直されているからです。
睡眠時間よりも質が大切!
そもそも考えてみれば、私たちの体調は1日として全く同じ日はありません。そう考えると、日によって睡眠時間が異なるのはとても自然なことと言えるのかもしれません。
実際のところ、現在は睡眠の研究では、年齢などによって必要な睡眠時間は人それぞれと考えられています。平均8時間と言われているから、眠くもないのに無理して布団に8時間入ることよりも、朝目が覚めた時に「ぐっすり眠った! 快眠!」と思えることのほうが大切なのだそうです。