脳をオーバーヒートさせない! 睡眠の驚くべき効果を探る
しっかり汗をかいた後の疲労感は、なかなか爽やかなものですよね。でも、運動したわけでもないのに「あー、疲れたっ!」と思うときの疲労感は、運動後のそれとは違います。それって脳が疲れているのではないでしょうか?
睡眠は脳に対してどんな役割があるの?
人の脳の重さは、だいたい体重の2%と言われています。でも、そのエネルギー消費量は体全体の20%にも及ぶそうで、その重さの割には、すごくエネルギーを要するのです。
そのような脳は、仕組みも非常に複雑です。あまりにも複雑なため、まだ分かっていないこともたくさんあります。でも、睡眠が脳にとっての休息となることは明らかなようです。
あなたも経験したことがあるかもしれませんが、睡眠不足だと疲れが取れないですよね。
それに、それが続くようだと心のバランスも乱れがちになります。
こうなると、脳はオーバーヒートして誤作動を起こしやすくなってしまいます。つまり、心の状態だけでなく、いろんな病気のリスクが高くなってしまうのです。
どうすれば脳の正常な機能を保てる?
体は、使った分だけ疲労物質がたまって、疲労感を感じますよね。それと同じように、脳にも老廃物がたまるのだそう。