アスリートは運動能力を向上させるために睡眠を重視している?
デスクワークの人と身体をハードに動かすアスリートでは、なんとなく必要な睡眠時間は違いそうだな、と想像できますが、実際にどのくらいの差があるのでしょうか?
運動と睡眠の関係とは?
「身体が資本」のアスリートは、一日に何時間ぐらい睡眠をとっているのでしょうか?とても気になりますよね。
調べてみたところ、やはりアスリートの方たちは睡眠をとても重視していて、早稲田大学競走部の長距離駅伝選手は、なんと合宿中に10~12時間くらい眠るのだそうです。
駅伝の選手は、1日の約半分を睡眠にあてるということですね。それもそのはず。合宿中は毎日約50kmも走るそうで、パフォーマンスを維持するために長時間の睡眠が不可欠だと考えられています。
早稲田大学の駅伝選手に限らず、NHKの調査によるとアスリートの平均睡眠時間は8時間4分と一般的な睡眠時間よりも50分長かったそうです。
アメリカの実験でも証明されている!
アメリカのスタンフォード大学では、睡眠とパフォーマンスの関係に関する研究が行われました。その内容は、大学のバスケットボール部の選手に5~7週間、一日に10時間睡眠をとってもらうというもの。