睡眠障害相談にはどのようなものがあるのか? 徹底解明!
5人に1人が睡眠に対して何らかの悩みを抱えるという不眠大国・日本。睡眠に関する悩みは自分だけのものと思ってしまいどうしても一人で抱え込みがちですが、同じ悩みを抱えている人は、案外周りにもいるものです。
睡眠障害ってなに?
睡眠障害とは大まかに言えば、「入眠・睡眠に何らかの異常をのある状態」を指すとされています。
睡眠障害国際分類 (ICSD)が1990年に発表した資料によると、睡眠障害は下記の4タイプに分けられています。
(1)睡眠異常
睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシー、睡眠相後退症候群、不眠症など、睡眠自体に異常をもたらすもの。
(2)睡眠時随伴症
周期性四肢運動、睡眠麻痺、夜驚症、夜尿症など、睡眠中にみられる異常な行動。
(3)内科・精神科的睡眠障害
うつ病や精神病、不安障害などに伴って起こる不眠や過眠。
(4)その他
長時間睡眠者や短時間睡眠者など、未だに分類が明確にされていないもの。
4つのタイプがある
睡眠障害の症状はそれぞれ異なると言われています。よく風邪などと勘違いされることがある不眠症は、睡眠環境の変化やストレスによって引き起こされることがあります。