「朝日を浴びると、覚醒に効果的」というのはよく聞くことではないでしょうか。寝ぼけながらも、太陽光を浴びながら軽く身体を動かすと徐々に心身が目覚めていくことを感じますよね。
睡眠や覚醒に効果がある光とはどういったものなのでしょうか。そして、どうして光が身体に好影響を与えるのでしょうか。
なぜ光は身体に好影響を与えるのか?そのメカニズムを解明
実は、人間の身体のリズムは24時間ではありません。研究によると、一日の周期は25時間ほどであることがわかっています。そのため、閉鎖された空間にいると人の体内リズムはどんどん狂っていってしまうのです。
このズレを調整してくれるのが朝の光です。
起床して日光を浴びることで、その体内時計のズレをリセットしてくれます。これにより、夜決まった時間に眠くなり、朝は自然と目が覚めるようになるのです。
太陽光以外にも人体に好影響な光はあるの?光はどう浴びると効果的??
実は、太陽光でなくても人体に太陽光に似た影響を与えることはできます。しかし、人工的な光で太陽並の光量を再現するのは困難です。
さらに、人が明るいと感じる部屋でもせいぜい300ルクス~400ルクス。