尿意を感じるのはレム睡眠の時だけって本当? 真相を究明する
夜中の尿意でトイレに行って目が覚めてしまうことって本当にイヤですよね。せっかく気持ちよく寝ていたのに、なんだか損した気分になることも。今回は、睡眠中にトイレへ行く時間帯にはルールがあるというお話をご紹介します。
睡眠中に尿意を感じる時間って?
みなさん、寝ていて尿意を感じて起きることってありますよね。それにはじつは「あるルール」があるということをご存知でしたか?
それは「尿意を感じて起きるのはレム睡眠時のみ」ということ。突然、そんなことを言われても「?」という方もたくさんいると思うので、レム睡眠・ノンレム睡眠について簡単に説明したいと思います。私たちの睡眠には周期というものがあります。浅い睡眠=レム睡眠と深い睡眠=ノンレム睡眠を交互に繰り返しているのです。
就寝してからだんだんと眠りが深くなっていき、だいたい就寝1時間後に深さのピークを迎えると言われています。そこから徐々に浅くなっていき就寝2時間後には最も浅いレム睡眠を迎えます。
睡眠には周期がある
最も深いレム睡眠を迎えた後は、約90分の周期でレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返し、朝を迎えるというわけです。レム睡眠は浅い睡眠なので、このときに物音がしたり、身体を揺すられたりすると目を覚ましやすくなります。