例えば、「朝は光を浴びましょう。睡眠リズムをリセットすることができます」などはよく言われていますね。
これは一般論としては正しいです。朝に光を浴びることで体内のリズムは調整されます。しかし、不眠傾向がある中高年では逆効果になることもあるのです。むしろ、夕方過ぎに光を浴びるのが良いと言われています。
また、「快眠のためには、○○を食べるとよいでしょう」などと言われているのも、かなりの量を摂取する場合もあり、他の部分で体に悪影響を与える可能性もあるのです。
4時間睡眠がいいの?8時間睡眠がいいの?
近年4時間睡眠に関する本が多くでてきています。
今までは、8時間睡眠が良いと言われてきましたが、半分も少ない4時間睡眠が推奨されるのはおかしなことだと感じてしまうかもしれません。これに関しては、現在も研究が進められている途中です。
「短時間睡眠のほうがいい」「長時間睡眠は時間の無駄だ」という主張もあるようですが、科学的根拠はないようですので、何が正しい知識で、どれを信じるべきかは自分で判断しなければなりませんね。睡眠は、健康に関係している大きな要素なので、しっかりと向き合っていきましょう。
Photo by Steph
国内初!“国民の身体活動量の実態”を把握する大規模調査の報告書を発刊