日本女性の睡眠時間は世界的に見て少ない! その原因と対処法は
また、糖尿病やがんなどの疾病にもつながりやすいことがわかっています。
現代の日本女性は、家事育児だけでなく社会の担い手でもあります。そのため、女性の体調が崩れるということは社会の綻びにもなるのです。
女性が積極的に日本社会で活躍するには、睡眠時間の確保が欠かせないのです。
睡眠不足を解消!働く女性をバックアップする制度や社会の充実が急務
日本の女性の睡眠時間はこのままどんどん減ってしまうのでしょうか。眠ることすらままならないならば……と、企業で働くことに二の足を踏む方や結婚・出産に躊躇する人も出てくる可能性があります。
そこで考えるべきことは、女性の社会進出を支える社会制度設計です。
具体的には、保育園の充実と低費用化、働き方の柔軟化、男性の家事、育児への参加を促進させることなどが挙げられます。
これらを実現するためには、国や地方自治体のバックアップが欠かせません。また、男性の家事、育児の参加は旧来の日本よりは進んできましたが、北欧などと比べるとまだまだ充実しているとは言えません。男性も育休を取得し、子どもが風邪を引いたら仕事を休めるということが一般的になると、女性の働きやすさが格段にアップするでしょう。