「笑うことは健康にいい」そんな言葉はよく聞きます。しかし、いつでも「笑うこと」が素晴らしいとは限りません。もし、眠っている間に高らかに笑う人が身近にいるのなら、十分注意してあげてください。もしかしたら大きな病気にかかっている可能性があるからです。
家族が寝ている間に笑ってる!大丈夫?
家族と一緒に暮らしている方は、ちょっと思い出してみてください。隣で寝ている旦那さんや奥さん、子どもが、夜中寝言を言ったり、叫んだり、笑ったりする、突然説教をし始める、部屋の中を這いまわる、ベッドからジャンプして落ちるなどの異常行動は見られませんか?
もしこのようなことが頻繁に起きているのであれば、十分注意が必要です。特に寝ている間に笑うというのは不気味ですよね。寝ながら笑う人を見ると、「何か楽しい夢でも見ているのだろう」と思って放っておいてしまいがちですが、これも一種の異常行動なのです。
レム睡眠行動障害の症状にもある「睡眠中に笑う」
睡眠中なのにもかかわらず笑ったり、寝言が激しかったり、いきなり布団に座り込んで説教を始めたりする場合、「レム睡眠行動障害」という睡眠障害が疑われます。これは、いわゆる子どもに多い「夢遊病」