よく、「昔から寝るときは全裸です」という人がいます。こういう人は、その健康効果を十分に実感しているようです。体が強くなるので一年中風邪に悩まされることがほとんどなくなるだけでなく、肌がひんやりと気持ちいいので、快適に眠れるという効果もあるようです。この全裸睡眠の健康効果にはどのような背景があるのでしょうか?
全裸睡眠は健康にいい!?
普通、寝るときはパジャマなどの寝間着を着て寝るものです。寝間着の下には下着を付けるのが一般的でしょう。しかし、パジャマや下着を着ないで寝ると、なぜか健康になるという説があります。
裸で寝ると寒くて風邪を引かないかと心配になって、そんな無茶なことはやらないという方もいるのではないでしょうか。それも一理ありますが、実際は確かに全裸睡眠には健康に良いようなのです。
裸で綿毛布にくるまって寝るようになった人が、風邪をひかなくなり、腰痛や肩こり、首の痛みが改善したという事例もあるくらいです。
全裸睡眠がもたらす効果
裸で寝ると、直接肌が空気に触れることになるので、まず皮膚に対して影響が出てきます。皮膚では、皮膚呼吸や発汗が行われており、肌に直接空気が触れることで活発になります。