日本人のココロ! お米は快適な睡眠をサポートします!
お米といえば高GI食。GIとはグリセミック指数の略で、血糖上昇反応指数ともいわれ、食後の血糖値の上昇しやすさの指数です。動脈硬化や2型糖尿病を悪化させやすく、ダイエットに向かないとされているのが高GI食です。しかし、高GI食とはいえ、お米は良質な睡眠が得られることが分かったのです!
金沢医科大学が主食と睡眠の関係を調査
金沢医科大学の研究グループは、20~60歳の日本人男女1858人を対象に、GI値の異なる3種類の主食、すなわちパン、麺類、お米の食事歴と睡眠の質の関連をアンケート方式で調べました。
睡眠の質は、日本版「ピッツバーグ睡眠の質インデックス」で評価。合計得点が5.5点を超えると、睡眠の質が低いとされます。このインデックスは、睡眠時間、睡眠効率、入眠時間、薬品の使用、昼間の活動と感覚について決定するものです。アンケートの回答から、パン、麺類、お米それぞれの摂取量で5グループに分けて睡眠の質を比べました。
お米の摂取量が多い人ほど質の良い睡眠が!
その結果、お米の摂取量が多い人は「ピッツバーグ睡眠の質インデックス」の総得点が低く、質の良い睡眠をとっていることが分かりました。