判明! 仕事中の眠気でパフォーマンス3割以上ダウンを自覚
あなたは普段、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めてしまうなどの不眠の症状に悩まされていませんか?実はこうして不眠症の疑いがある人は、日中の仕事中のパフォーマンスが落ちていることも自覚しています。果たして、どれくらい落ちてしまうものなのでしょうか?
仕事中の眠気でどれくらいパフォーマンスが低下する?!
MSD株式会社が行った、全国の20~79歳までの男女を対象とした調査では、不眠症の疑いがある人が、約4割にも上りました。不眠症をはかる国際基準「アテネ不眠尺度」の判定によるものです。
ここで興味深い結果として、不眠症の疑いのある人たちは、不眠によって日中のパフォーマンスが3割以上ダウンすることを自覚しているというデータが出ています。ぐっすり眠って、日中、思い通りに活発に動ける場合を「100点」としたら、不眠症の疑いがある人たちは「64.5点」と自己評価を下したのです。
不眠症の疑いがある人は何を感じている?
不眠症の疑いのある人たちは、日中、パフォーマンスがかなり落ちていることだけでなく、就寝前の不安やゆううつさ、緊張なども感じているそうです。けれど同時に、寝る前にテレビを観たり、スマートフォンを操作したり、寝酒をしたりと、脳が覚醒してしまうような行動をとってしまっているのだそうです。