2014年12月15日 12:00
子供にみられる代表的な睡眠障害「夜驚症」とはどのような病気?
深い眠りの途中で脳に何らかの刺激・興奮が起こり、そこから目覚めるまでの過程がスムーズにいかずに生まれるものだと考えられています。
不安やストレスと関係
夢遊病、夜尿も同様にノンレム睡眠時に起こると考えられています。その理由は、ノンレム睡眠が出ると言われる睡眠の前半に出現することが多いからです。
突然、夜中に叫んだり、泣きわめいたりする夜驚症をもつ子供の保護者の方は不安をよく訴えるものですが、ほとんど思春期までに消失するものなのだそうです。そのため、一般的には特別な治療を必要としない睡眠障害であると考えられています。
傾向としては、甘えん坊の男の子に多いと言われているので、不安やストレスと深く関係しているようです。治療は不要と言われていますが、どうしても不安な保護者の方は1人で抱え込まずに小児科のお医者さんなどに相談することをお勧めします。
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