職場のストレスが不眠症の原因に!? 昇進が引き起こした悲劇
現在、出世したくない若者が増えていると言います。その理由は、プレッシャーになるから、余計なストレスを負いたくないからというもの。これはあながち「間違い」とは言い切れないかもしれません。今回は「昇進うつ」の実態を紹介します。
ストレスが引き起こす不眠症
会社員にとってのひとつの勲章――それは「昇進」に他ならないのではないでしょうか。明日から課長、明日から部長。なんという素晴らしい響きでしょう!でも、それが思わぬ悲劇を生むこともあるのです。今回はそんな事例をご紹介します。
みなさんは、「昇進うつ」という言葉をご存じでしょうか?新たなポストでの仕事やプレッシャーに押しつぶされ、また上司と部下の板挟みに悩み、うつ状態になってしまうことがあるのです。
これと逆に、昇進したいのにできないことがストレスになる上昇停止症候群と呼ばれるものもあります。会社員にとって昇進は、喜びにも悲しみにもなるのです。
昇進うつの実態とは?
1年前に課長のポストに昇進したAさんは、辞令を受けた日からやる気がみなぎっていました。「もっともっと結果を出して、1日でも早く部長になる!」そんな気持ちで1年間働き続けたそうです。