毎日スッキリ起きれない! そんな人の目覚ましには朝食を
朝はギリギリまで寝ていたい!と思いますか?グズグズと布団のなかにいて、朝食は食べずに家を出る、そんな毎日が続いている方もいるのではないでしょうか?ひとときの睡眠を確保できれば、朝食を抜くくらい大したことではないのでしょうか?
朝食と睡眠の深~い関係?
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2014」には、朝食と睡眠の関係について興味深い調査が載っています。
日本人の成人を対象にした調査によると、睡眠・覚醒リズムが不規則な人は、朝食を食べない頻度が高かったり、朝食の摂取量が少なく、昼食や夕食の摂取量が多い傾向にあるそうです。
また、日本の中学生と高校生を対象にした調査によると、朝食を食べない頻度が高い生徒ほど、入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、不眠を訴える割合が高いということです。
つまり、朝食をしっかり食べるかどうかは、睡眠のリズムや質に深~い関係があるんです!
起きれない→食べない→起きれないの悪循環
前述の2つの調査から分かるのは、睡眠・覚醒リズムが悪い人は、朝食を食べない傾向にあり、朝食を食べない人は、睡眠・覚醒リズムが悪くなるということです。
そのような人は、起きないから食べない→食べないから起きれない→起きないから食べない……という悪循環に陥ってしまう可能性があるんですね。