朝が弱い人がスッキリ目覚める3つのコツ ボディクロック研究会の三橋先生に聞く
入浴時に寝室をアロマで香らせておいて、お風呂上がりには寝室には香りがほのかに残っているくらいが入眠しやすい環境だそうです。
三橋「ミントの香りは朝向きだと思われがちですが、ほのかであれば入眠にも効果があります。私たちはスッキリしたあとに、リラックスを感じます。ミントにはスッキリ効果があるので、モヤモヤした気持ちで眠れないときにはお勧めです」
快眠のために最適な光を意識する
――その他に、入眠、快眠のための環境作りはありますか。
三橋「入眠のための光環境を整えることです。日の出の光で目覚めるのと逆に、日の入りの光を目に受けると、私たちは眠くなるのです。夕暮れのような暖色系の明かりでリラックスを覚え、闇になって目が暗さを感じると、メラトニンが分泌されるからです」
寝つきやすくするコツは、暖色系の暗めの照明にして、睡眠前を過ごすことだそうです。
三橋「睡眠家電のシーリングライトには、明るさを調整できて、暗めに照度を落とすことができるものがあります。
それだけではなく、色温度2000Kという電球色のような暖色系の光に調光できる機能もあります。さらに直接に光が注がないように、天井や壁に間接光を照らす機能もあります」