不眠で悩む人は50歳から急増!? その境目にあるものとは?
子どもの頃は1日12時間でも、14時間でも熟睡できていたのに、今はあまり眠れないなぁと悩んでいる人はいませんか? もしそれで「不眠」と感じているのであれば、それは勘違いかもしれません。今回は誤解を解くべく、睡眠と年齢の関係を考えてみたいと思います。
不眠と不眠症は違う?
眠りたいのに眠れない「不眠」は私たちにとって大きなストレスになります。不眠で悩む人は多いと言われていますが、その問題が一向に解決しない理由は、原因が多岐にわたっているからかもしれません。
生活習慣の乱れ、環境の急激な変化、睡眠環境。不眠を解消するためには、まず「原因がどこにあるのか」を突き詰める必要があるのです。
ちなみに世間では、「不眠」と「不眠症」が一緒くたに使われていますが、このふたつは別のものです。不眠症は不眠を伴う疾患の1つにすぎず、不眠を伴う疾患にはほかに自律神経失調症やうつ病、更年期障害もあります。
そのため、不眠の状態が続いたときに「自分は不眠症だ」と判断をして、自己流の対処法を実践するのはやめましょう。早めに医師に相談することをおすすめします。
睡眠と年齢の関係
「睡眠は加齢とともに老化する」